(5/1更新)持続化給付金申請で、細かいけれど、つまずくかもしれないポイントの対処法

概要

 みなさん、こんにちは。七田総合研究所株式会社 代表取締役の七田亘(しちだ・わたる)です。

 持続化給付金の申請要領が発表されました。

<経産省HP 持続化給付金の特設ページ>

https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-kyufukin.html

 持続化給付金のポイントは、すでに多くの士業がHPや動画で説明しているので、そちらにお任せするとして、実務上、少し細かい点をフォローします。

 持続化給付金の申請要領を見て、細かいですが多くの方が「つまずくポイント」になると思ったのは、以下の2つです(もちろん、他にも色々とあるとは思いますが・・)。

<つまずきポイント>

つまずきポイント1:確定申告書の控え(収受日付印付き)がない!

つまずきポイント2:メールが届かない!

 以下、対処法について記載します。

【ポイント1】「確定申告書の控え(収受日付印付き)がない!」ときの対処法

 個人事業主で税理士を顧問にしていない方に、特に多い例です。e-Taxをしている方であれば、PDFが一式ダウンロードできるのでいいですが、問題は郵送の場合です。

 申告書の郵送時に、返信用封筒を同封しないで送る方が案外多く、収受印付きの控えを受け取っていない例を見かけます。

 ただ、諦めないでください。

【5/1追記 Q&Aが公開され、以下の取扱いでOKとなりました】

<Q&A抜粋>

Q6:確定申告書(控え)に収受印がありません(中小法人等)

A6:提出していただく確定申告書(控え)は、必ず収受印※が押印されているものを提出してください。

※ 税務署印(もしくは税理士印)
もし、確定申告書(控え)に収受印が押印されていない場合は、代わりとして、税理士による押印及び署名がなされた月ごとの事業収入を証明する書類(様式自由)を提出してください。

e-Taxの場合は「受信通知」を提出してください。

Q7:確定申告書(控え)に収受印がありません(個人事業者等)

A7:提出していただく確定申告書(控え)は、必ず収受印※が押印されているものを提出してください。
※ 税務署印(もしくは青色申告会印・自治体印でも申請することはできますが、拠書類等の確認に時間を要します)
もし、確定申告書(控え)に収受印が押印されていない場合は、代わりとして納税証明書(その2)を提出してください。
納税証明書(その2)も提出できない場合は、証拠書類等の確認に時間を要するため、給付までに大幅に時間を要します。
なお、証拠書類等の真正性が確認できないときは給付できない場合があります。

※ e-Taxの場合は「受信通知」を提出してください。

<持続化給付金事務局 Q&A>
https://www.jizokuka-kyufu.jp/faq/01/index.html

「開示請求」

という手続きをすれば、確定申告書の控えを後日受け取ることができます。具体的には、「保有個人情報開示請求書」を、納税者本人か代理人が税務署に提出します(郵送も可能)。詳細は、以下の国税庁HPをご覧ください。

<開示請求等の手続(国税庁HP)>

https://www.nta.go.jp/anout/disclosure/tetsuzuki-kojinjoho/03.htm

 ただし、肝心の控えを入手するには、通常2週間~1か月はかかるので注意してください。

 なお、似たような手続きで「閲覧請求」というのもあります。これは、税務署に直接行って申告書を閲覧できる手続です。コピーはもらえませんが、写真を撮ることができます。ただ、落とし穴があります。それは、収受日付印、氏名、住所が厚紙やテープ等で隠されるということです(※)。したがって、写真を撮れたとしても、「収受日付印付き」の書類とはみなされない可能性があります。確実に持続化給付金の支給を受けるのであれば、「閲覧請求」ではなく「開示請求」をした方がよいでしょう(情報が日々変わるので、今後の経産省の情報にご注意ください)

※【参考】閲覧請求の取扱いの根拠

 閲覧請求の取扱いについては、国税庁の「申告書等閲覧サービスの実施について(事務運営指針)」において、

「収受日付印のある書類(e-Taxにより提出されたものについては、紙で提出されていたとしたならば収受日付印を押印する書類。)については、収受日付印、氏名、住所等を被覆(厚紙、封筒、カバーテープ等で覆う。)した上で撮影させる。」

参照:申告書等閲覧サービスの実施について(事務運営指針) 国税庁

とされています。

【ポイント2】「メールが届かない!」ときの対処法

 持続化給付金申請フロー②と③のメールアドレスの登録でトラブルが意外に起きると予想しています。

 つまり、「登録したメールが届かない」というトラブルです。その時は、

迷惑メールフォルダに持続化給付金事務局のメールが入っていないか確認

しましょう。それでもないときは、

迷惑メール設定の条件を確認して、条件が厳しすぎる場合は設定を変更してから再登録

するとよいでしょう。少なくても携帯電話のメールアドレス(docomo.ne.jp、ezweb.ne.jp、softbank.ne.jpなど)は厳しい設定をしている人も多いので、メールが届く前に勝手に事務局のメールが削除されるリスクがあり、避けた方がいいでしょう。

 私自身、中小企業診断士の研究会の幹事としてメーリングリストの登録をしているのですが、新規会員から一番多い質問が、「メールが届いていない」という質問です。ただ、上記の対応でほぼ全て解決しています。持続化給付金の申請も同じようなことが起きる可能性は高いと思われますので、ご注意ください。  

 以上、「持続化給付金申請で、細かいけれど、つまずくかもしれないポイントの対処法」について述べさせていただきました。

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